アニメ「プニルはかわいいスライム」を今更見始めました。理由は単純で、ニコニコ動画で配信されるようになったからなんですが...
ニコニコの民と一緒にプニルに感情(性癖?)を揺さぶられています。
この作品の深いところは、単にかわいいキャラクターが日常を送るという平坦なストーリーではなく、主人公の河合井の成長がきちんと描かれているだけではなく、どうしてスライム型生命体が誕生したのか、その誕生の境界条件は何なのかといった考察要素もきちんと盛り込まれて見ごたえがあります。 一話最後のセリフを聞いて、これは全話見なければと思いました。
ものを大事にする、道具を大事にするという観点からみれば、付喪神のようなもののように思えますが、主人公が小学生の時に出現したとされていることから、長期間、99年を必要とするような神とは少し毛色が違うでしょう。
スライムの語源と言えば、ジョセフ・ペイン・ブレナンの『沼の怪』ですが、もともとのスライムには食人という個性が付与されています。食人の妖怪といえば、べか太郎などでしょうか。まぁ、僕は妖怪の専門家ではないので、この手の話はプロに任せます。
スライムの語源はたぶん、この作品とは無関係ですが、気になったので調べてその灰汁を書いてみたという記事です。